Webとライティングの学習帳|2月のグリズリー

webサイト制作についての勉強を備忘録的に書いています。サイトやデザインに関する書評なども掲載

2011年の読んだ本のまとめ!

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卒論パチパチやりながら、年末なので年間ランキング作成。

今年はツイッター上で一年中電波を垂れ流していました。年末までに何回かミクシイ更新していきます。多分。

とりあえず月ごとの本のBESTと年間ランキング&年間ワーストという構成にしました。もろに趣味が反映されているそんなランキングになりました。


・1月、計38冊
【1位】『夜戦と永遠』(佐々木中
【2位】『精霊たちの家』(イザベル・アジェンデ)
【3位】『読まず嫌い』(千野帽子
【4位】『近代文化史入門』(高山宏
【5位】『エスケイプ/アブセント』(絲山秋子


・2月、計21冊
【1位】『アデン・アラビア/名誉の戦場』(ポール・ニザン/ジャン・ルオー)
【2位】『冥途・旅順入城式』(内田百輭
【3位】『老ヴォールの惑星』(小川一水
【4位】『思考のトポス』(中山元
【5位】『はたらきたい〜ほぼ日の就職論〜』(糸井重里


・3月、計25冊
【1位】『横道世之介』(吉田修一
【2位】『グノーシス主義の思想』(大田俊寛
【3位】『ザ・シネマハスラー』(ライムスター宇多丸
【4位】『アフロディズニー』(菊池成孔大谷能生
【5位】『近代論』(安藤礼二


・4月、計28冊
【1位】『虐殺器官』 (伊藤計劃
【2位】『フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者』
     (ミシェル・トゥルニエ/J・M・G・ル・クレジオ
【3位】『ハーモニー』(伊藤計劃
【4位】『ブラスト公論[増補新装版]』 (ライムスター宇多丸)
【5位】『紫色のクオリア』(うえお久光


5月、計37冊
【1位】『人間の条件』(ハンナ・アーレント
【2位】『知性の限界』(高橋昌一郎
【3位】『コーランを読む』(井筒俊彦
【4位】『巨匠とマルガリータ』(ブルガーゴフ)
【5位】『人生の色気(古井由吉


6月、計24冊
【1位】『ペンギン・ハイウェイ』(森見登美彦
【2位】『先生とわたし』(四方田犬彦
【3位】『アースダイバー』(中沢新一
【4位】『小説のストラテジー』(佐藤亜紀
【5位】『月山・天沼』(森敦)


7月、計31冊
【1位】『ブック・カーニヴァル』(高山宏
【2位】『俺俺』(星野智之)
【3位】『ヘヴン』(川上未映子
【4位】『予告された殺人の記録』(ガルシア・マルケス
【5位】『光の曼陀羅』(安藤礼二


8月、計18冊
【1位】『須賀敦子全集第三巻』
【2位】『乙女の密告』(赤染晶子) 
【3位】『放浪記』(林芙美子
【4位】『時をかける少女絵コンテ』(細田守
【5位】『フルメタル・パニック!12【ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)(下)】』(架東招二)


9月、計30冊
【1位】『笙野頼子三冠小説集』(笙野頼子
【2位】『カヴァフィス全詩集』(カヴァフィス)
【3位】『クロイツェル・ソナタ/イヴァンイリイチの死』(トルストイ
【4位】『文学少女見習いの卒業』(野村美月
【5位】『反哲学入門』(木田元


10月、18冊
【1位】『妻の超然』(絲山秋子
【2位】『切りとれ、あの祈る手を』(佐々木中
【3位】『ユダヤイスラエルのあいだ』(早尾貴紀
【4位】『歳月の鉛』(四方田犬彦
【5位】『勝つために戦え』(押井守


11月、計27冊
【1位】『パンク侍斬られて候』(町田康
【2位】『パレスチナ・ナウ』(四方田犬彦
【3位】『流跡』(朝吹真理子
【4位】『悪魔の涎・追い求める男』(フリオ・コルタサル
【5位】『やなせたかし〜メルヘンの魔術師90年の軌跡〜』(中村圭子


12月、計28冊
【1位】『史学概論』(遅塚 忠躬)
【2位】『ユダヤ人の起源』(シュロモーサンド)
【3位】『私は英国王に給仕した』(ボフミル・フラバル)
【4位】『記号と事件』(ジル・ドゥルーズ
【5位】『トーラーの名において』(ヤコブ・M・ラブキン)




・今年出版された本の【BEST10】

【1位】『史学概論』(遅塚 忠躬)
【2位】『妻の超然』(絲山秋子
【3位】『切りとれ、あの祈る手を』(佐々木中
【4位】『ユダヤ人の起源』(シュロモーサンド)
【5位】『私は英国王に給仕した』(ボフミル・フラバル)
【6位】『俺俺』(星野智之)
【7位】『乙女の密告』(赤染晶子
【8位】『流跡』(朝吹真理子
【9位】『伊藤計劃記録』(伊藤計劃
【10位】『北山修最後の授業』(北山修


・年間ベストランキング。
1月〜12月はすべて名作揃いでした。

【1位】『ブック・カーニヴァル』(高山宏
【2位】『史学概論』(遅塚 忠躬)
【3位】『夜戦と永遠』(佐々木中
【4位】『須賀敦子全集第三巻』
【5位】『パンク侍斬られて候』(町田康
【6位】『妻の超然』(絲山秋子
【7位】『切りとれ、あの祈る手を』(佐々木中
【8位】『庄野頼子三冠小説集』(庄野頼子)
【9位】『虐殺器官』 (伊藤計劃
【10位】『精霊たちの家』(イザベル・アジェンデ)
横道世之介』(吉田修一


年間ワーストランキング!
1位、『勝間さん、努力で幸せになれますか』(勝間 和代・香山 リカ)
2位、『超訳ニーチェの言葉』(白取 春彦)
3位、『製鉄天使』(桜庭一樹
4位、『プリズントリック』(遠藤武文)
5位、『実録チベット暴動』(大木崇・大西広
6位、『独裁者との交渉術』(明石康
7位、『やりなおし教養論』(村上陽一郎
8位、『塩狩峠』(三浦綾子
9位、『ラカンは間違っている』(ディラン エヴァンス
10位、『紙の本が亡びるとき』(市川真人


また空き時間があれば映画の更新もします。個々の本の感想はコメント欄にでもしますね。
史学概論』(遅塚 忠躬)は「歴史学」の周辺をあてもなく回り、悩み続けた「歴史を語るとは何なのか?」という私の問いに正面から答えてくれた歴史的著作でした。著者の遅塚 忠躬氏は今年11月に亡くなられました。書籍の発売が五月・・・ご冥福をお祈りします。

そして今年は普段の年よりは読まない年でした。来年は過去の古典をジックリ読んだり大学一年生から大学4年生に読んだ本をもう一度読み直す。そんな年になりそうです。ではでは 2010年、みんなはどんな本を読んだかしら?