ワードプレスは個人商店、はてなブログはショッピングセンターである。
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とりあえずはてなブログの設定を色々と眺めてテンプレートやカスタマイズを少ししてみましたが、どこにコードがあるのかわからない他人の作ったテンプレートをいじるのは難しいものです。
それでも色々と勉強してきたおかげで手も足も出ないということはなくなりました。
最初にワードプレスでサイトを始めてしまった話
どこになにを置こうか、いったいどうやって置けばいいのか。
たとえば横のメニューボタンを上に持ってくる。そんな簡単なことですら最初私は一か月近く悩みました。
なぜならhtmlやcssがわからないにも関わらずワードプレスで自分はサイトを始めてしまったからです(PHPなんて聞いたこともありません、新書すか?みたいなレベル)
何故ブログにしなかったか、その理由は単純
やはり凄いサイトを自前で作り自分のすべてをそこに集約したい!という欲望のため(笑)
誰でもできるよ的な本を片手に独自ドメインをとりサーバーまで借りました(エライ)
ワードプレスでぶち当たる壁
そして当然壁にぶちあたります。固定ページのつくり方、プラグインの入れ方、写真の加工、記事を書く前にやることがわんさかと押し寄せてきたのです。
なによりつらかったのは
人が全然来ない!ということ
当たり前です。
サイトが完全にできてない状態で公開しているんですからグーグル的にも最低評価&CSSを知らないもんだから見出し5のあとに見出し1をつけたりと愚行の連続。
さらに麻婆豆腐は美味しいよみたいなタイトルをつけているのに、中身は映画の記事だったりするもんだから検索エンジンもさぞ悩んだことでしょう。
サイトが思ったように運営できないフラストレーションに苦悩して、はてなブログをチラリと見ると毎度毎度めちゃくちゃ盛り上がってます。
もうやめようかと何度思ったことか。
では初心者にワードプレスは向かないか? A.いいえ
それでも続けました。
だって毎月金がひかれているわけですし、実生活でも友人に宣伝したわけですから辞めるのが悔しかったわけです。
おそらくワードプレスの良さはここです。
なんかむかつくから最後まで続けようというひねくれた人、そのために遠回りをすることを嫌がらない人、フラストレーションがたまっても続けられる時間のある人ならば知識がない状態でもワードプレスを運営することが出来ると思います。
そしてなにもかもが一からやっていくので、
普通にブログを運営するよりもSEOの知識や画像加工、デザインなど何倍も勉強することがあり、それが自らの資産となります。
ワードプレスは「個人商店」、はてなブログは「ショッピングセンター」
そう考えるとワードプレスは個人商店みたいなものです。
自分でなんとかしないと出店しただけでは話題になるどころか人ひとり来ません。そしてノウハウを学ぼうと他の店に出かけると数万円は余裕っしょwwwみたいな知識のある人が書いた文章のみ検索上位にあがっているから、「もう駄目だ」とますます意気消沈します。
それでも記事のタイトルと中身がしっかり繋がっていれば大手のメディアに対抗できる強い記事を書くことが素人にも可能なのがワードプレスです。
要はまとめ記事にワードプレスは向いています。
あまり煽るような記事を書かずとも静かにコツコツとまとめていけばウェブ上で話題にならずとも検索上位に上がることが多くなり、それによってwebライティングの書き方を何となく理解していきます。
それに対して「はてなブログ」を始めるというのはショッピングセンターに出店するみたいな感じです。
使っている母体数が多いのでネット上にはカスタマイズの記事がたくさん書いてあり実際にその通りやると、スムーズに商売が始められます(記事が書ける)。それで隣の人や同じジャンルの人も気軽に来てくれて文句を言ったり褒めてくれたりします。
誰が来たか何となく見えるのです。
その人たちに向けて文章が出来た瞬間から陳列、すぐ売れる(読まれる&話題になる)というスピードがはてなの面白さです。
というわけではてなとワードプレスどちらが良いか話のありきたりな結論
ワードプレスはサイトを作るが最初の壁なので準備期間にかなり手間取ります。
あとは続けているとしっかりした記事をまとめて書きたいという感じが強くなってくるので心理的に簡単な更新が難しくなってきます。
だからとにかく記事をまずは書きたい人は「はてな」です。
文章を自分がまずは書けるのかどうか、文句を言われたときにどんな思いをするのかなどを確かめつつ同時にhtmlやcssの勉強をするのが良いかと。
上手い下手ではなく自分はどういう文章ならば書き続けることができるのかウェブにおいてはその把握こそが何よりも重要なことです。